生物多様性保全の経済学本ダウンロードepub

生物多様性保全の経済学

大沼 あゆみ / 本

生物多様性保全の経済学本ダウンロードepub - 大沼 あゆみによる生物多様性保全の経済学は有斐閣 (2014/12/11)によって公開されました。 これには390ページページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、1人の読者から3.5の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。

生物多様性保全の経済学 の詳細

この本を見つけたり読んだりすることにした場合は、生物多様性保全の経済学の詳細を以下に示しますので、参考にしてください。
タイトル : 生物多様性保全の経済学
作者 : 大沼 あゆみ
ISBN-104641164479
発売日2014/12/11
カテゴリー本
ファイルサイズ29.67 (現在のサーバー速度は18.38 Mbpsです
生物多様性保全の経済学本ダウンロードepub - 内容紹介 ◆経済学にこそ解決のカギがある◆ ◆生き物への愛を感じる経済学の書◆ 密猟を減らすための象牙の合法的供給,野生動物を保護するためのサファリ・ハンティング,宝くじと金融取引税など,一見,保全にはつながらないように思える政策のねらいとは? 経済学の視点から生物多様性保全を成功に導くためのカギを探る。 本書「はじめに」より 第1章で生物多様性の現状を紹介し,第2章と第3章では,生物多様性保全を行う理由とその原則について考察する。第4章から第9章まで,生物多様性保全のためのさまざまな代表的な手段について論じている。また,第10章と第11章では,生物多様性保全に関連する,より広い観点からの議論を展開している。第10章では,生物多様性が貧困と人口増大緩和の面でも重要であることを,また,第11章では,保全のためのさまざまな資金調達を議論している。 全体を通じて,タイトルのとおり経済学的な側面からの議論を展開している。ただし,経済学的な性質を導くために必要な理論の展開は最小限にとどめ,すべて各章末に付録として収めている。一方,そうした経済学的性質は,本質を損なうことなく,本文中でできるだけわかりやすく述べるよう努めた。 また,抽象的な経済学的な議論だけではなく,さまざまな実際例を盛り込み,生物多様性の現状も把握できるようにした。もちろん,本書が生物多様性問題を十分にカバーしているというわけではない。たとえば,外来種の問題は,第1章と第3章に含めてはいるが,章として独立して考察することはしなかった。しかし,経済学で考える生物多様性問題のポイントと保全手段の多くを盛り込むよう努めた。生物多様性問題に対して経済学的アプローチをとることが十分に本質的であることを理解していただければ大きな喜びである。 内容(「BOOK」データベースより) 里親制度、象牙の合法的供給、サファリ・ハンティング、医薬品開発、金融取引税、宝くじが、生物多様性の保全に役立つ!?生き物をまもるカギは経済学にあった! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 大沼/あゆみ 1960年生まれ。1988年東北大学大学院博士課程単位取得退学。東北大学経済学部助手、東京外国語大学助教授、慶應義塾大学経済学部助教授などを経て、慶應義塾大学経済学部教授、経済学博士。専門は環境経済学。生物多様性保全と持続可能な発展についての理論・実証分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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生物多様性保全の経済学を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
まず、本のタイトルから面白い。ー「生物多様性保全」と「経済学」ーこの2つの、一見すると全く関係ないと思われるワードを、本書では「の」という助詞で結びつけられている。このタイトルが示すように、生物多様性保全は経済問題であり、そして、経済学が解決すべき課題であることを鋭く指摘した、エポックメイキングな一冊である。本書は、そもそも生物多様性とは何かという基礎的なアプローチから始まり、次に生物多様性保全を行う必要性や理念、その次に具体的な保全の手段について経済学的な視点から論じられ、最後に貧困との関係や資金調達方法について議論している。生物多様性とは何かという部分は、今まで多くの本が出ており、このレビューを読んでいるような方にとっては既知のことだろう。本書は他の専門書同様、全頁白黒で写真等が少ない為、もし生物多様性について知りたいという方は、ブックレットなどの入門書や有益なインターネットサイトを併せて見てみると理解が深まるだろう。本書が面白いのは、生物多様性保全に経済学を積極的に取り入れたところにある。生物多様性の保全と言われると、一般人には「生き物がかわいそう」といった倫理的、道徳的観点から必要性が叫ばれていると思い込まれており、その解決手段も人々の慈善意識による寄付や、環境問題に対して問題意識を持っている人が集まった環境保護団体による活動など、外部との関係性が薄く、経済学とは無縁だと多くの人は思い込んでいるはず。しかし、本書では現在の生物多様性が失われつつある現状は、私達一人ひとりの経済活動を原因としており、そして、その現状を変えることができる手段は経済学であることを、世界各国の様々な事例を基に指摘している。例えば、第4章で取り上げられている象牙の合法的供給は、需要と供給の構造の分析から考察されている。需給関係は経済学の基本中の基本であるが、本書ではこれを象牙に当てはめている点が面白いのである。(詳しくは是非本書を手にとって読んでみてほしい。)私自身、今までボランティアで環境問題に取り組んできたが、ボランティアという慈善行為では限界があることを身を以て感じている。やはり、倫理的観点からの行動だと、資金面や持続性に難点がある。しかし、経済的合理性があれば、この問題は解決できる。例えば、本書で取り上げられているサファリハンティングやコウノトリ育む農法では、全てのプレイヤーにしっかりと経済的インセンティブがある。このインセンティブの存在こそ、これからの生物多様性保全で重要になってくるはずである。仕組みさえ整備できれば、寄付がなくても、環境保護団体でなくても、生物多様性の保全は可能であることを証明している事例であり、大変興味深かった。本書の最後では、資金調達の方法について議論されているが、ここは今後の課題だろう。具体的な例として、宝くじや金融取引税を挙げているが、これらは生物多様性保全以外にも、様々な事業、社会問題の解決手段として利用できるため、なぜ生物多様性保全に使わないといけないのか、社会に広く理解を求める必要がある。特に金融取引税では、金融取引は生物多様性と関係が無い為、一般人の理解が得られる可能性は低いだろう。本書の他の部分、あるいは様々な社会問題全般に言えることだが、資金調達や利益配分など、「お金」は一番難しいところだ。逆にお金の問題を上手く解決できるメカニズムを構築・運用できれば、そのプロジェクトの実現可能性は一気に高まるだろう。かつて資本主義が崩壊しようとしていた時、ケインズが新たな経済理論の構築によって資本主義を延命させたように、生物多様性が崩壊しつつある今日、新たな経済理論を構築して、自然資本を維持して、文明を延命していかなければならないのかもしれない。私は大学で経済学を学んでいるが、本書を参考にして、21世紀の新たな経済理論を考えていきたいと思う。読者の皆様も、是非ともご一緒に考えていただきたい。【評価】星4つとしましたが、特に重大な不備等はありません。ごく一部、やや理解するのが難しい点がありましたが、別の本を何冊も読んで知識を補う程ではありません。良書でした。専門書ではありますが、研究者だけでなく、ビジネスマンや経済学部生、生き物好きな方など、様々な方にお勧め致します。

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